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![]() GET BACK WHAT YOU GIVE ('99) |
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Prod. ELIOT LEWIS The Brightest Hope in AWB Family !! |
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70年代にブルー・アイド・ソウルの最高峰のひとつとして評価され、 近年に至ってもレア・グルーブの再評価の流れの中で大きくクローズ・アップ されているアヴェレージ・ホワイト・バンド。 そのフロントマンの一人であったハミッシュ・スチュアート は正に私のアイドルであり、 そんな彼がAWBと袂を分ける結果となってしまった事は本当に哀しい。 しかしながら、ハミッシュの後釜として起用された伊達男、 エリオット・ルイスのアルバム及びギグでの精度の高いパフォーマンスは、 ハミッシュの抜けた大きな穴を埋めると同時に、 バンドに新しい風を吹き込んでくれた逸材でもあった。 エリオットとAWBとの関わり自体は意外と古く、 ハミッシュやドラマーのスティーブ・フェローン らがバンドを去った後の88年発表のアルバム、 『AFTERSHOCK』で共同プロデューサー及びミキサーとして参加している。 そして、96年発表の『SOUL TATTOO』では正式メンバーとなり、 キーボード、ベースに加えてリード・ヴォーカリストとして、 <BACK TO BASICS>や<NO EASY WAY TO SAY GOODBYE> の2曲でフィーチュアされている。 またソングライターとしてもAORの王道を行く様な気持ちいいナンバー を提供しており、とても気になる存在であった。 そんな彼がインディーズ・シーンでこっそりソロ作を発表したというので、 AWB心棒者の私としては黙ってはいられない。 R&Bテイストムンムンのタイトル曲、<GET BACK WHAT YOU GIVE> で改めて聴く彼の声はビージーズのバリー・ギヴによく似ており、 ほんの少しだけハスキーな黒っぽい雰囲気を醸し出している。 心地好いファンキー・チューン。 AWBナンバーとしてライブでも披露されていた<BACK TO BASICS> が今作でも再演されている。 『SOUL TATTOO』の大友良則氏のこの楽曲の解説では レオン・ウェアが引き合いに出されていたが、 正にブラック・テイストのメロウな風を運んでくれるライト・AOR。 渋味の中に深くてマイルドな味わいをのぞかせる名曲である。 <GO>はAWBの<GOIN' HOME>や<INTO THE NIGHT> を彷彿とさせる魅惑のインスト・ナンバー。 たった一人でこれだけのグルーブを出してしまうマルチ・プレイヤー ぶりには舌を巻く驚きである。 その他、<ONE LIFE STAND>や<BRING BACK THE LOVE> といったミディアム〜スローのバラードが実にソウルフル。 特にラストの<BRING BACK THE LOVE>の持つメロウ・テイストは、 ディープでありながらもイヤミを感じさせずにサラリと流す小気味良さ、 ハミッシュが持っていたあのフィリーな味わいにも通じる心ニクイ佳曲。 AWBの次回作での彼の活躍が心待ちにされる1枚である。 (k1)
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