ELIOT LEWIS

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GET BACK WHAT YOU GIVE ('99)
  1. GET BACK WHAT YOU GIVE
  2. STATE OF MIND
  3. BACK TO BASICS
  4. STAND TRUE
  5. LOVE DON'T LIE
  6. GO
  7. BE THERE
  8. ONE LIFE STAND
  9. HAVE YOU EVER WONDERED WHY
  10. BRING BACK THE LOVE
Prod. ELIOT LEWIS

The Brightest Hope in AWB Family !!





(GO MUSIC)

70年代にブルー・アイド・ソウルの最高峰のひとつとして評価され、 近年に至ってもレア・グルーブの再評価の流れの中で大きくクローズ・アップ されているアヴェレージ・ホワイト・バンド。
そのフロントマンの一人であったハミッシュ・スチュアート は正に私のアイドルであり、 そんな彼がAWBと袂を分ける結果となってしまった事は本当に哀しい。
しかしながら、ハミッシュの後釜として起用された伊達男、 エリオット・ルイスのアルバム及びギグでの精度の高いパフォーマンスは、 ハミッシュの抜けた大きな穴を埋めると同時に、 バンドに新しい風を吹き込んでくれた逸材でもあった。

エリオットとAWBとの関わり自体は意外と古く、 ハミッシュやドラマーのスティーブ・フェローン らがバンドを去った後の88年発表のアルバム、 『AFTERSHOCK』で共同プロデューサー及びミキサーとして参加している。
そして、96年発表の『SOUL TATTOO』では正式メンバーとなり、 キーボード、ベースに加えてリード・ヴォーカリストとして、 <BACK TO BASICS>や<NO EASY WAY TO SAY GOODBYE> の2曲でフィーチュアされている。 またソングライターとしてもAORの王道を行く様な気持ちいいナンバー を提供しており、とても気になる存在であった。

そんな彼がインディーズ・シーンでこっそりソロ作を発表したというので、 AWB心棒者の私としては黙ってはいられない。

R&Bテイストムンムンのタイトル曲、<GET BACK WHAT YOU GIVE> で改めて聴く彼の声はビージーズのバリー・ギヴによく似ており、 ほんの少しだけハスキーな黒っぽい雰囲気を醸し出している。 心地好いファンキー・チューン。

AWBナンバーとしてライブでも披露されていた<BACK TO BASICS> が今作でも再演されている。 『SOUL TATTOO』の大友良則氏のこの楽曲の解説では レオン・ウェアが引き合いに出されていたが、 正にブラック・テイストのメロウな風を運んでくれるライト・AOR。 渋味の中に深くてマイルドな味わいをのぞかせる名曲である。

<GO>はAWBの<GOIN' HOME>や<INTO THE NIGHT> を彷彿とさせる魅惑のインスト・ナンバー。 たった一人でこれだけのグルーブを出してしまうマルチ・プレイヤー ぶりには舌を巻く驚きである。

その他、<ONE LIFE STAND>や<BRING BACK THE LOVE> といったミディアム〜スローのバラードが実にソウルフル。 特にラストの<BRING BACK THE LOVE>の持つメロウ・テイストは、 ディープでありながらもイヤミを感じさせずにサラリと流す小気味良さ、 ハミッシュが持っていたあのフィリーな味わいにも通じる心ニクイ佳曲。

AWBの次回作での彼の活躍が心待ちにされる1枚である。 (k1)



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